探検について
小学生のある時期、近所の探検をよくした。
どこに続くのか分からない用水路を進んだり、家の塀に掴まって落ちずにどこまで移動できるか…
そんなことが当時は探検だった。
小さい頃からボールを使ったり、大勢で遊ぶことがそれほどなかった。
家の中で遊ぶことが多かったように思う。
外へ出てもなにをして遊んでいたのか、あまり覚えていない。
ただ、ふらふら散歩したり、走りまわったような気はする。
とにかく球を扱うスポーツ全般が下手で、観るのも興味がない。
振りかえってみると、その時々の自分にとって探検だと感じるものに心惹かれていたように思う。
インドア派にとっての探検…と言うのがしっくりくる。
山を登ったり、旅したり。
趣味がバラバラと思っていたけど、繋げてみると自分らしい。
この頃すこし、ひとり旅に新鮮さが感じられなくなってきた。
自分にとっての次の探検は何だろうか…
そんなことをふと考えた。